一日一歩一ミリの成長(画家編)

旅好き画家のブログ

画家の活動や考え事をたまに記します。

会田誠さんと目さんの対談

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昨晩は本当に本当に面白かった。

 

素晴らしいインプットを感じた夜。

やはり、現代アーティストグループ「」さんは面白いことをやっている。

 

会田さんはビールを飲み、タバコを燻らせながら話します。

レトロでシュールな空間で、

猛烈に感覚的なお話が多かったのですが、

対談のメモをスマホでばばば~っとメモったので、

いちおここに記録しておきます。

(個人的にとても面白い対談だったので)

 

●全体を通じて松田が感じたこと

個人的に絶景が好きなのは圧倒的な景観を地球から

自然に感じさせられるという部分だということに気づいた。

だからもっと人を驚かせる「景色」を創造することが

自分がこの人生でやりたいことだと感じた。

世界遺産を絵にしているのは、そういう感覚から来ているのだなと。

やっぱり個性的な世界観を反映した

寺とか教会とかレベルの建築物を作ってしまうのが面白いんだろうな。

 

 

そして美学校って今まで知らなかったのだけれど、

レトロな雰囲気でいろんな美術用品があって、

おもしろそうなスクールでした。

ちょいちょい遊びに行こうと思いました。

 

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会田誠さんと目さんの対談の殴り書きメモ

>こーじんさん

湖面のシンメトリーの実現

有機物の反面は造花でしか作り得ない

 

>みなけんさん

アーティストとして突き抜けた作品を作るということを決めた。

そのためにはアートとしての核が弱いということに気づいた。

集団でアートを作る時のやりがい搾取の問題がある。

十分な予算もない。

 

会田誠さん

現代美術の場合

やりがい搾取問題

それでもアシスタントが最終的にはアーティストになったりする。

 

>こーじんさん

「たしかまり」という言葉を大切にしている。

頭上が全部謎の中、ストレスの中でいきている。科学てなんとか確かめていきている。

 

●美術用語メモ:フォービスム 野獣派について

1905パリで開催された展覧会サロン・ドートンヌに出品された一群の作品の、原色を多用した強烈な色彩と、激しいタッチを見た批評家ルイ・ボークセル: Louis Vauxcelles: Louis Vauxcelles)が「あたかも野獣の檻(フォーヴ、fauverie)の中にいるようだ」と評したことから命名された。

象徴主義の画家で、当時エコール・デ・ボザール(官立美術学校)の教授をしていたギュスターヴ・モローフォーヴィスムの画家達の指導者であった。彼が弟子達に主張したのは、形式の枠組みの外で物事を考え、その考えに従うことであった。主な弟子達は、この運動の中心人物であるアンリ・マティスアンドレ・ドラン達であった。

Wikipedia

 

>こーじんさん

感覚のパラボラアンテナ的な 行動をとる。

車を突然降りて地面をひたすら見つめるめんどくさい行動をとるのを、

みなけんさんが言語化している。

 

資生堂の鏡のインスタレーション

こーじんさんがやりたかったこと

ギャラリーがギャラリーだったことはない

太陽がいつ荒天しなくなるかわからない

それを確かめるために埼玉の駐車場につれていかれて、

なんとなく気づいた。

 

幼稚園の時に屋上で体操をしていた

空を直視すると、落ちていくような感覚になって怖かった。

そういった感覚をたしかめるための作品をつくるようになった。

 

その反対にある、見逃しを体感できることが必要になった。

 

会田誠さん

越後妻有の作品にかかったお金

制作費はいくら??

 

>みなけんさん

制作費は足りないくらいです。

北川フラムからの山口小平さんからの「目」に依頼

 

●おじさんの顔が空に浮かぶ時という作品

>みなけんさん

不服なことかあった時

アーティストが自己実現を目指していると

思われるのが不服だということに気づいた。

むしろ世の中の普遍的なことに対してアートを

生み出しているということを理解してほしかった。

 

 

会田誠さん

展示会はエンタメとしてやっている。お客さんのペルソナがあり、

そのペルソナを喜ばせることが目的である。

そういったことから

家族に対するストレスはない。

 

目はコンセプトをいうかいわないかは面白さでしかない。

コンセプトの意味をとても考えている。

それが次の作品の動線と関係している。

 

会田誠さん

目さんは地域アートに呼ばれている感じがする。

が、地域のリサーチ型とは違う。地域アートの批判もあるが、

海外の予定もあるのか。美術館なのか海外なのか地域なのか、

はどういう展望なのか。

 

>みなけんさん

地域の芸祭は足りないと思っている。

アート、発明オルタナティブは足りないしもっと広めたほうがいいと感じる。

 

リトアニアでの展開が予定されているが、

予算が足りないのか。

 

>こーじんさん

場所は関係がない。圧倒的な風景をつくりたい。

いろんな人が見にくる風景をつくっていく。

 

>まっすーさん

●アートとは

日常とか非日常とかとかとちがくて、

人間がつくるめっっっっっっちゃくちゃすごいおもろいもの

例えば寺とかピラミッドとか

 

(以上、松田殴り書きメモより)

 

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