一日一歩一ミリの成長(画家編)

旅好き画家のブログ

画家の活動や考え事をたまに記します。

もしあの時ワーホリでカナダに行かなかったら「英語や夢や仕事について」

 

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 「写真」トロント周辺の世界遺産リドーカナル 

 

 

2008年の頃、

ワーキングホリデービザを取得して

カナダのトロントに行きました。

29歳くらいだったので、俗に言う「ギリほり」

と言うやつでした。

 

 

こんにちは 絶景と美食と団欒が大好きな画家

松田光一です^ ^

現在は「世界遺産や美しい象徴を描く」という活動をしています。 

 

 

30歳を手前に英語の勉強をスタート

その頃は、外国の商品を扱う商社で総合職をしていましたが、

全く英語ができないと言う状態でした。

社内では常に英語が飛び交っていました。

私は英語が苦手で人生の大半ずっと避けて通ってきました。

ふと、このまま英語が理解できないのは嫌だな、

そう思って急に勉強欲が吹き出てきたのです。

 

思い立ったらエンジンがかかって、周りが見えないくらい

没頭するタイプなので、会社を早めに切り上げて毎日単語の本を持って

近くのカフェで終電まで英単語を、

ノートに綴り続けました。 

 

その勉強はほとんど意味がなかったように思えましたが、

初めてカナダに入国する時には少し役になったかもしれません。

 

カナダのトロントを選択したのは、

寒すぎるので遊ばず、英語の勉強を真面目にやるだろうと

いうことでした。

案の定、朝から寝るまで英語漬けの毎日でした。

 

TOEICで730点が目標で、その点数を取得できたら帰国、

というルールを設定していました。

9ヶ月かかりましたが、無事に745点を取得して、

中途半端な英語力ではありましたが、

目標はなんとか達成することができました。

ワーホリは若い子が多いので、

世代の違う友達がたくさんできたことも最高の宝物になりました。

 

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→滞在中にドライブで巡った、世界遺産ケベック市街

トロントからは800kmくらいかな。

 

出国前には目標を「絵」に

同時にワーホリのことを調べて

3ヶ月でお金を100万円貯めて、

会社もスパッとやめてカナダに飛びました。

 

出国前に思い描いていた未来がこの絵です笑。

私は未来を絵にする習慣があります。

私の場合は、絵を描くことの方が、

文字を書くよりも直感的に

自分の思いを外に出すことができるからです。

 

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「世界を飛び回りたい→単純な旅欲」

「マイクを持っている→何かを伝える仕事がしたい」

「スーツを着ている→パリッとした大人になりたい、オシャレがしたい」

「それをみんなが見ている→SNSでたくさんの人に拡散」

「そもそも絵で表現→絵を描いて生きていく」

「美しい景色が広がる→世界の絶景を体感したい」

 

この絵に込めた思いは向上心の塊だった当時の自分の中では

「人生で絶対に叶えたい夢」

の全てだったのだと思います。

 

ワーホリや人生の節目にはこういう風に絵にするか

具体的に文章にして目標を立てることを

個人的にはオススメしています。

 

30手前で人生を見つめ直して、

それまで勤めていた会社をやめての

半年間の語学留学という選択でした。

その選択はその時の私の中では最も正しく、

気高く、面白い選択でした。

まだFacebookの日本語バージョンがない時代のお話です。

 

カナダに行って本当に良かったと思っています。

30になる手前で海外での生活を経験すると言うのは

個人的にはベストなタイミングだったと思います。

「若すぎて気づいていないこと、老いすぎてチャレンジしにくいこと」

動きやすさと感情が最もちょうどよく熟成されているのが

30代だと私は感じています。

 

 

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Desital coloring graphicss (c)koichimatsuda_worldheritageart(R)

 

まとめ もし私があの時ワーホリでカナダに行かなかったら

ワーホリに行ったことだけが全てにつながったわけではありませんが、

50%くらいは人生を変えた出来事だったような気がします。

帰国直後はたくさんの困難に遭遇したこともありました。

が、日本なら全然なんとかやっていけるものです。

英語、夢、仕事が著しく変化し、最高の人生がスタートしました。

 

●英語

一生英語をほぼ理解できずにいたと思います。

英語ができるようになったことで、

タイミング的に英語バージョンのFacebookを始める

ことになり、絵が台湾の雑誌に載ったり、

英語を話す友達は一生できなかったと思います。


●絵で開業

会社を辞めなかったとしても今は幸せに暮らしているとは思いますが、

おそらく絵描きのような不安定な仕事の

選択はできなかったと思います。

絵を描くことは私が小さい頃からやってきて、大阪芸術大学

卒業した理由でもありますので、人生でやり続けたいことで

あるのは確かです。

美術界に何か生きた証を刻むための第一歩となっています。

 

世界遺産アートのFacebookページは

14万の人がいいねをしてくれました(2017年2月時点)

 

みなさんに支えられて絵をコアにしたお仕事で

株式会社も設立して4年目になります。

 

●出会い

そして何よりも私の人生に必要な「素晴らしい人との出会い」

がありました。普通に同じ日常を過ごしていたら

出会えなかった人たちが今自分の周りにいます。

海外にもいますし、私は時々そんな仲間と

楽しい会話をしながら美味しいご飯を食べることができるようになった

ことが一番の幸せな出来事になりました。

 

  

ーーーーーーー私の本のご紹介ーーーーーーー

夢を叶える塗り絵 奇跡の星の世界遺産

夢を叶える塗り絵 奇跡の星の世界遺産

 

 

世界遺産の塗り絵本発売中です。大切な方へのプレゼントにオススメです。

 

 

ーーーー最後まで読んで頂きーーーー

ーーーーありがとうございましたーーーー

 

2017年は、 美しい風景からインスピレーションを得て、

「光り輝く絵」を作ることが、 私の活動軸になっていきそうです。

めっちゃくちゃ楽しくて 平和な現代の日本、世界を表現し、伝達すること。

世界を大切にする心を込めて。色鮮やかな絵を創ります^ ^